異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

小麦・大麦

マヨネーズでも書きましたが、異世界にスーパーとか無い以上、欲しい物資は自分で入手するしか無いのですが(商店が発展してたら、また別)、料理をする人なら『小麦』を欲しがる人多いのでは無いのでしょうか?

パン・お菓子・お好み焼きなどの派生商品が多く、野草でも面倒なアク抜きしなくて衣付けて天ぷらにして食べられる優れ物。小麦がどうやって入手出来るか?と言いますと、

『その辺に生えてます(特に栽培している畑の近くなら可能性が激高い)』

舐めてんのか?って言われそうですが、小麦は野生種が存在しており、雑草と一緒でも生えてくるとか言う繁殖力の高い植物です。特に石化後の世界でも、人の手を離れて勝手に自生している可能性が高く、生産地の多い北関東に行けばその名残があると思われます。

小麦・大麦

上の写真が「小麦」、下の写真が「大麦」です。違いは、穂の先に延びてる毛みたいなのが凄い長いのが「大麦」です。

時事問題にもなっている「日本って米余ってるのに、なんで麦作らないの?」(減反政策の補助金で麦農家も増えてはいます)の理由に

①外国産の安い小麦に押されている(これが主だとは思います)

②作付面積に対する収穫量は、『米』こそチート。基本、米作れるなら米作った方が良いレべルの作物。

③端的に言うと、『麦』が『梅雨』に弱い

砂糖のサトウキビの話覚えてますか?静岡産より沖縄産の方が、気候に適していて量も質も育てやすさも上だって話が、日本と外国で起こってる状態です。太刀打ちは中々難しいかもしれません。

・・・が、このブログでは、外国産との競争とか、収穫量とか無視して、石化後だから入手出来れば良いって観点で育て方を記載します。

 

小麦・大麦は「種撒いておけば、勝手に育ちます

農業舐めてんのか?って言われそうですが、古代オリエント博物館(池袋)で、古代で使われていた麦は、冬季の降雨のみで育つと記載があります。実際、現代でも条件揃えて種撒いておけば勝手に育つそうです。

とは言え、獲れる量や質を増やすためにもう少し育て方を記載します。

 

小麦は、土の栄養を大きく奪うために、『連作』には不向きです。上手く育てるためには、『肥料』が肝になりますので、古代だったら『腐葉土』辺りを多量に準備して置きたいです。

土のPHは6~7。日本の土は酸性度が高いため、石灰石などでPHを下げておくと良いでしょう。綿密にやりたい場合は、アサガオからリトマス紙を。

種を撒く適切な時期ですが、日本では先述の梅雨に弱い特性があるため、秋撒き10~11月に撒いて、5月下旬~6月に収穫が適切(勿論、品種などによりますが)。

先述の通り、乾燥に強く(干ばつには弱いのであくまで程度で)、自然の雨だけでも十分育つと思います。種撒いてから2カ月後ぐらいに足で踏んで麦踏みするのと、雑草を切るくらいでしょうか?(勿論、冷害や害虫もありますが、ここでは割愛)

6月に収穫?って梅雨の時期じゃね?って話なんですが、ここは神に祈ります。収穫するなら、黒曜石より鉄から鎌・脱穀するための千歯扱き(手と石とかでも出来ると言えば出来る)・製粉するための石臼(石の上で突いても出来なくは無いが)辺りは、創っておきたいですね。

 

小麦=北海道のイメージが強く、実際北海道が日本で一番生産していますが、冬に雨が少ない関東平野も小麦の育成に向いています。関東平野が北海道より小麦作ってた時期もあったそうです。『小田原』拠点のこのブログだと作りやすい作物かもしれません。種の入手もそこまで難易度が高くない、育てるのも(量や質を考えなければ)そこまで難しくない作物なので、導入しやすい作物かもしれません。