異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

マヨネーズ・ドレッシング

※当ブログは、異世界転生した際や、文明崩壊後の世界で役に立つ情報を現世で覚えておこうという趣旨を主としています。そのため、料理関連に関しては味とかじゃなくて「最低限度」で創れることを重視します。現世の美味しいとかお手軽とかは趣旨違いですので悪しからず。料理を突き詰めると永遠に終わらないし。

マヨネーズ

なんでいきなり「マヨネーズ」って話なんですが、実は意外と異世界転生でマヨネーズの発明は登場することが多いです。

①マヨネーズの発明は、18世紀半ば。つまり、異世界モノの中世ヨーロッパでは、まだ発明されていない可能性が大。

②その上で、ある程度文明が進んでいる世界ならば材料が揃っていて、いつでも作れる。かつ、一般的に普及が可能で、皆が使えて、代用品が無い。

 

マヨネーズの創り方は、最低限の創り方だと「卵++植物性油」です。(酢の代わりにレモン、植物性油にオリーブオイル やこめ油を使ったり、塩・胡椒を混ぜたり、卵が全卵だったり卵黄だったりしますが、料理ブログでは無いので割愛。分量も創りたいマヨネーズによって多々変わるので、実際作って研鑽してください。)

 

マヨネーズは全部混ぜて、ひたすら混ぜて乳化させればいいんですが、コツは先に油以外を混ぜておく。(最低限の場合は、卵と酢を先に混ぜる)で、その上から少しずつ油を混ぜて混ぜると上手くいきやすいです。

 

理屈は省きますが、マヨネーズは非常に賞味期限が長いです。かつ、冷蔵で無く常温で保存できます。冷蔵庫の無い世界でも、いろいろ活用出来そうな調味料なんですが、『分離』するとすぐに駄目になります。

 

分離する条件は、

①外気温が0度以下。②逆に30度以上の高温。③激しい振動をかける。

一応、分離していても手作りの場合は、卵黄を混ぜて混ぜることで対処可能ですが、駄目になっていたら無理ですので、そうならないように注意したいところです。

 

マヨネーズを作るメリットは

①野草だろうが、お肉だろうが、『マヨネーズ』かければ、9割方なんとか誤魔化して食べれそう。

このブログでも「食べられる野草」を紹介していて、素揚げやおひたしを薦めてるわけですが、野菜食べるのもそうですが、マヨネーズあったらかなり食べやすくなりますね。

②先述の通り、材料が揃っている、またはかなり入手しやすい。村の田舎まで味を拡げることも可能と言えば可能。

例えば、日本の田舎でも卵⇒鶏卵、酢⇒柿から作成可能、植物油⇒菜種油で、江戸時代でも余裕で創れる、かつ誰も知らない味です。(それがどんな味かは保証しませんが。今のキューピーマヨネーズは、企業の努力の結晶ですので、あの味に近いものは難しいと思います。)割とどこスタートでも作れる現代知識と言えます。作り方は混ぜるのが大変ですが簡単で、材料も入手しやすいので、チートまでにはいかないと思いますが。

 

※やや、仮定も入りますが、行動食に使えなくも無いかも。

登山してたら有名なんですが、遭難した人が「わさびマヨネーズ」で命を繋いだという話があります。マヨネーズは非常に高カロリーです。かつ、常温で保存可能って考えると戦国時代の行軍の兵に与える食料として使えそうな気もします。

竹筒にでも入れて、温度(0度~30度)・振動に気を付ければ、大量生産も不可能じゃ無いような気もするんですが・・・。

発明が18世紀半ばで、戦国時代には当然ありませんし、1810年には缶詰が発明されており、実際やったっていう文献が無いので確信はありませんが、そういう時代にタイムスリップしたら試してみてもいいかもしれません。

タルタルソース

ついでにエビフライにつける「タルタルソース」の作り方も紹介しておきます。基本、タルタルソースってマヨネーズ+αで、マヨネーズの派生商品と言えます。

 

マヨネーズ+玉ねぎ、ピクルス、茹で卵、パセリ(細かくみじん切りにして混ぜる)※正しく言うと、味付けなどで他もろもろ使ったりしますが、割愛。

 

異世界転生モノでも、マヨネーズとタルタルソースはセットで発明される場合が多いです。有名処だとリゼロとかですかね。・・・ちょっと贅沢なソースなんですよね。自分もマヨネーズで良い派なんで、例えば王宮の食卓とかそういうのに料理を出す場合のために、覚えとくだけ覚えておくといいかと。

ドレッシング

マヨネーズの作り方と聞いたら、同時にドレッシングの作り方も気になると思います。ついでのついでに紹介。

 

酢+油+塩を混ぜる(ワインビネガーとかオリーブオイルとか、醤油とかみりんとかゴマとか1:1とか1:2とかありますが、割愛)

 

封をしていれば一年ほど持ちますが、こちらは冷蔵保存が必要で、マヨネーズと比べたら賞味期限は長くありません。油と塩は、ほぼ序盤の生活に必須ですので、酢さえ作れれば割と序盤でも作れるかもしれません。

 

 

現代知識チートとして『料理』を取り扱う異世界モノ多いですが、その通りだと思います。砂糖とかが定番ですけど、現代世界で異世界転生しても一番職にあぶれないのって料理人かもしれませんね。王宮のシェフにでもなれば、給料も安泰ですし。そこまでいかなくても、現代の何気ない料理が異世界では武器になるかもしれませんので、現代で習得しておきたい技術の一つですね。