異世界転生する前に

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異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

考察:サブ(ファクチス)と、それに付随して出来そうなこと

※今回はサブ(ファクチス)をブログ主が触ったこと無い(ラバー消しゴム・ねり消しはありますが)のと、イマイチホントにどんな素材なのか、やや不明瞭なので『考察』扱いにしておきます。

 

サブ(ファクチス)

消しゴムの作り方を少し調べてる時に、今の消しゴムは『プラスチック』で出来てるんですが、一昔前の消しゴムはゴム・・・と、大部分の『白サブ』という素材で出来てると知りました。

 

へぇ、これゴムの代用品にならないのかな?と思ったのですが、あくまでゴムに混ぜる加工補助・添加物が主で、ゴムの代用品では無いってのが、公式見解っぽいです。実際、タイヤ(研究はされてるみたいです)とかは作れませんし、輪ゴムとか作れる素材では無いかも。

なんですが、これ『樹脂状物質』なので、具体的に言うと『パッキング』に使えないかな?と考えています。具体的に言うと、空気を漏れないようにしたい。

 

作り方

植物油(菜種油・綿油・大豆油・亜麻仁油など)に、

①+塩化硫黄・石灰を足すと『白サブ』(硫黄6~8%)

②+硫黄を足して160~200度で加熱(加硫)すると『黒サブ』(硫黄15~20%)

①の塩素硫黄は、塩素ガス(電気分解が無いとキツイ)が難しいんですが、②なら火山国の日本で硫黄は入手出来るので、超序盤に作れなくもない物質だと思います。

 

ファイヤーピストン

サブ(ファクチス)がパッキングに使えるなら、『何が出来るのか?』って話なんですが、いろいろ出来そうですが、1つはファイヤーピストン。

上図が簡単なファイヤーピストンの図なんですが、棒とそれを包むような筒を作り、『空気を圧縮して発火させる』方法になります。図だと分かりづらいのですが、凹凸に併せて勢いよく圧縮すれば、火種に火が付いて、これを火種にします。

空気を圧縮するため、赤で囲った部分が空気漏れすると、ただの上下運動にしかならず、この部分の工作が難しいと言えます(ぴったりな凹凸も難しいとは思いますが)。

現代では、プラスチックや鉄などで作られていますが、一応『木』でも作動します。この気密の部分に、サブ(ファクチス)が使えないか考えています。元ネタだと、骨で筒・棒を作って、糸と油で気密したってありますので、他で代用できなくも無い気はします。

ゴムもそうなんですが『テレピン油(松製油)』に溶けるので、潤滑油には注意。

 

なろう系とかで『ファイヤーピストン、スゲェ』みたいな描写見たことありますが、個人的には『一長一短』かと。早いのは事実なんですが、シンプルですが意外と難易度が高く、場合によっては錐揉み式、弓きり式、細溝式の方が早いかも。

このブログでは『木』で作るつもりですが、今の既製品でもあっても意外と付かなかったりするんですよね。それくらい『気密・パッキング』の部分が難しい。

もしも、俺すげぇ火付けがしたいなら、『マッチ』なら確実。『硫酸』さえあれば、日本の昔の輸出品なので創れます。モノによっては火打石の方が、一瞬で着くかも。

 

ポイズンリムーバー

もう1つ、空気入れを逆にして『空気抜き』にすることで、『ポイズンリムーバー』を作ることが出来ます。理屈的には、もっと簡単に出来そうですが、『パッキング材』が無いと作れないと思われます。

 

ポイズンリムーバー、嚙まれてから2分以内とか、意味ないとか言われてますが、『血清』なんてある訳が無い文明だと、ワンチャン噛まれる=死(身体の壊死含む)可能性もあるので、個人的には保険として欲しいですね。

(※ちなみに現代では、5分以上噛まれた場所を流水で流し、傷口の上を縛って血の流れを止め(10分に1回緩める)、安静にしてすぐさま病院に行くのが正しい処置です。このブログでは医者居ないし、血清も無い状況を仮定)

昔の恋愛漫画に毒蛇に噛まれて、口で毒を吸って恋愛に落ちるみたいな描写があったきがするんですが、『本人が危険』って点を除けば、対処法としては無しでは無い気もします。飲み込まない、口を水でよくすすぐのが前提ですが、この状況なら自分で吸うのも含めて、一番妥当な処理・・・なんですかね?

一応、民間療法ですが『柿渋』も有効らしいので、気休め程度に覚えておくと良いかも。

登山とかピクニックしてれば分かるかもしれませんが、マムシとか時期によっては普通に居ますし、整備された道では無く、獣道を藪漕ぎする状況なら、噛まれる可能性もかなり高いと自分は考えています。

 

手押し真空ポンプ など

空気抜きをさらに発展させると、空気を抜く=真空で、手押しの真空ポンプも理論上が創ることが可能だと思われます。

『真空』って言うと「???」なんですが、『ストロー』と思ってくれれば。例えば、蛇口の水道を横から吸っても口には水ほぼ入りません。また、ストローに切れ目、もしくは小さな穴が開いてると、水が上がって来ません。あれは、水を吸ってると言うより、その前に『空気を吸う・真空にしてる』って1アクション入っています。

 

手押し真空ポンプの簡潔図が上記(本来は下に筒や管が必要ですが省略)。大事なのは『逆止弁(図の黒い四角)』が『2つ』あること。これを開けたり閉めたりすることで、空気を抜く・水を吸い上げるシステムになります。

(※穴を真横に作ってるのは、上の方に作ると、下からその穴までの空気が抜けないため)

皆大好き『井戸ポンプ』でしたら、一番右図のようにピストンの真ん中に2つ目の弁がある形になります。

 

ピストンに付いてる黒い丸の部分が『サブ(ファクチス)』を使いたい部分ですね。今でいう『Оリング』。先述しましたけど、『真空』なのでストローのように穴が開いてたり、上手く塞がらないと、このシステムはただの上下運動になります。

井戸ポンプの場合『木玉』と呼ばれる『木+皮』で代用してるのが、よく知る『トトロポンプ』『ガチャポン』とか言われるあの緑の手押しポンプの初期の物になります。門外漢の自分の説明より、『東邦工業株式会社』のHPに詳しく載ってるので、異世界転生人は、ここで勉強しておくと、作れる・・・のかな?中枢部の理論は、こんな感じ程度って覚えて置くと、手が届く範囲に入るかもしれません。

 

 

 

大前提として『サブ(ファクチス)』がパッキング出来なければ終わるのですが、サブ(ファクチス)の情報が、作ってらっしゃる天満サブ化工株式会社さんのホームページ位しか無く、資料がほんとに乏しい。

ただ、井戸水の真空ポンプも、皮+木で真空をつくっていたり、ファイヤーピストンも糸+油だったり、簡単ではありませんが、代用してなんとか作れないことも無いかと思います。サブ(ファクチス)で出来たら、かなり序盤に入手出来るので選択肢が拡がるのと、使えなくても『何かしら』パッキング出来る素材があるなら、こういうのが出来るよって覚えておくと、有用かもしれません。