異世界転生する前に

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異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

トウガラシ・(ピーマン・パプリカ)

トウガラシ

以前、マヨネーズ・ドレッシングの作り方をブログに載せましたが、自分マヨネーズ好きではありますが、マヨラーではないので、正直マヨネーズよりも辛味が無い方がしんどい気がします。コショウもそうですが、『調味料』は万人に販売できると思うので抑えて置いて損はしない分野だと思います。

トウガラシのイメージ、チリペッパーと呼ばれてるように南米のイメージが強いかもしれませんが、日本でも栽培されているどころか、江戸時代ではめちゃくちゃ盛んに栽培されていて、一時期輸出していた位です。(今は中国の品種に押されて輸入頼り)日本の蕎麦で七味唐辛子(もしくは一味唐辛子)って有名ですよね。

 

余談ですが、トウガラシとピーマンは日本に伝来した時は同じ作物でした。トウガラシの中で青くて大きな実がピーマンになったワケです。パプリカも含めてナス科トウガラシ属です。もちろん、今では品種改良で種植えても別々になるとは思いますが、トウガラシの育て方は、一部ピーマンやパプリカにも代用出来るかもしれません。当ブログ主は辛味が欲しいので、トウガラシメインで記載します。

 

トウガラシは戦国時代にポルトガル人によって日本に伝来し、日本に普及します。現代で野草は・・・基本無いと思うんですが、薬園とかで栽培していることも多く、農業の副業的に栽培したり、個人でプランター栽培も可能ですので、文明崩壊後の日本でも種が残ってる可能もあります。戦国時代前なら南米からの輸入に期待ですね。

 

※トウガラシにもいろんな品種があり、それぞれに育て方の特徴がありますが、当ブログは農業ブログではありませんので、基本的な部分のみ記載。

トウガラシの種はあの赤い実を切れば中に小さい種があるのでそれを植えます。(もちろん苗の方が望ましいです)トウガラシは、暑さに強く、寒さに弱く、平均温度が25度~30度必要です。日本でも育てられますが、基本『夏』に育てる作物になります。だいたい4月~7月ぐらいの時期になるでしょうか?

どの農作物でも基本ですが、日当たりの良い水はけの良い肥沃な土地が望ましいです。PH指数は6.0~6.5(アサガオで疑似リトマス紙作って、炭酸カルシウム(石灰)で調整が一応このブログでも可能)落ち葉などで堆肥も欲しいですね。また、連作障害を防ぐためにナス科の作物を数年育ててない土地が望ましいです。

・トウガラシを育てる時の注意点は、土を乾燥させないこと。水はけは良くないと駄目なんですが、一定の水分が必要になります。

・また枝折れしやすい(特に実をつけるピーマンやパプリカ)ため、このブログだったら竹やネットで支える必要があります。

・1番花が咲いたら、蕾の時点でそれを切ります。その左右または下から出る2~3本を残して切ります。「整枝」とか呼ばれます。

 

上手く育てると、写真のようなトウガラシの実が付くのですが、トウガラシを辛くする(かつ保存期間を長く出来る)ためには『乾燥』をさせる必要があります。

・乾燥させる際に、30度以上だと暗くなったり、直射日光浴びすぎると白くなるので注意。ただし、あんまり直射日光避けると今度はカビが生えるので塩梅は要調整。風通しのいい場所は必須。

・虫害もこの乾燥時が一番出やすい。あるならば、ネットなどに入れて虫除けをしたい。

果実から果汁が出なくなるくらいまで乾燥(数日間~2週間程度)させたら、手でヘタをもぎり再度風通しの良い日陰で乾燥させます。十二分に水分を飛ばせば完成です。

 

 

この乾燥ともぎりの作業が面倒で農家から敬遠されてるみたいですが、土地がそこまで広く無くても栽培可能ですし、長期保存が可能ですし、需要と供給で値段が変わりそうですが、ある程度の需要は見込めそうですし、なにより農村でも自家消費出来そうなので、田舎の農村で栽培出来そうな場所には普及したい作物ではありますね。魚を辛いスープで煮込むだけで食欲増しそうですし。

 

竹ひごの職人技もそうですが、農業も言うほど簡単じゃないでしょうし、このトウガラシも獣害・虫害以外にもいろんな病気に気を付けなければなりません。机上の空論ではありますが、知識つけてあとはトライ&エラーで上手く対応したいところです。知識があれば、それだけで対処できるものもありますし。