異世界転生する前に

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異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

ヒルガオ・アサガオ・ユウガオ

7月~8月になって、街の公園とかで「ピンク色のアサガオ」を見かけませんか?絶対とは言い切れないんですけど、それはアサガオじゃなくて『ヒルガオ』の可能性が高いです。アサガオ非食用ですが、ヒルガオ食用可能な野草ですので、少し紹介していきます。

ヒルガオ

開花時期は5~8月。朝や午前中に咲くアサガオと違って昼間に咲いている花になります。アサガオが多種多様な色を付けるのに対して、ヒルガオはピンク色のみ。アサガオよりも少し小さな花が特徴になります。

 

日当たりの良い道端、公園、土手、空き地などに咲いていますが、自分は海岸沿いの公園とかで見かけることが多いです。他の野草もそうなんですが、無い処には全く無いんですけど、あるところにはわちゃわちゃ生えてますね。繁殖力は高い野草です。

 

新芽、若葉、花、蕾が食用可能です。アクは弱く、軽く茹でただけでも食用可能です。また、葉の汁は虫刺されに効果があります。

アサガオ

小学校とかで育てるので有名な花ですね。先ほど述べた通り非食用で種子は有毒です。一応、種子以外には毒は無いんですが、チョウセンアサガオっていう全草の毒草がありますし、非食用は多分食べられるレベルじゃないと思いますので、スルー推奨。

まず、ヒルガオは野草兼雑草なんですが、アサガオは園芸用です。野生のアサガオってあんま無いんじゃないか?公園とかに自生しているのは概ねヒルガオと思って良いと思います。

花は青⇒赤の色が多く、6~10月に開花。日の出前に咲き、午前中にしぼむ。種子で繁殖。

 

アサガオで利用したいのは、花の色素ですね。結構有名だと思うのですが、花の色素(アントシアニン)はその液体自体が、リトマス紙同様PHで変化します。花の色素を抽出する方法は、①水につけて花を揉みだす。②花を水に浸けて沸騰させる。この液体を白い紙に漬け込めば『疑似リトマス紙』になります。

酸性⇒赤、中性⇒紫、アルカリ性⇒青になります。具体的には、農業を始める時の土壌のPHを調べるのに使えそうです。貝殻(石灰)を使うやつですね。

ユウガオ

アサガオヒルガオときたので、ついでにユウガオの紹介をします。アサガオ=園芸用、ヒルガオ=野草ですが、ユウガオ=野菜です。自生はしてなさそうで、日本だとほとんど栃木県で生産されています。

 

アサガオが朝、ヒルガオが昼、そしてユウガオは夕方~夜にかけて白い花を咲かせます。7~8月に開花。ユウガオはウリ科の植物で、同じ株に雄花・雌花が存在し、かんぴょうの素材になる大きめな実がなります。

実を付ける確率は決して高いモノでは無く、栄養あげすぎても、栄養なさすぎても付きづらいんですが、細かくは割愛。

 

実は桂剥きにして天干しで2~3日乾燥させると「かんぴょう」になります。創り方から分かるようにかんぴょう自体が保存食ですので『消費期限』は長いです。使う時は水で戻して使います。

一応、他の食べ方も出来るんですが、かんぴょうと言えば、かんぴょう巻きですよね。かんぴょう巻きのかんぴょうは、かんぴょうを水で戻してから砂糖+醤油で煮込むとあの色と味になります。

砂糖も米も海苔も、巻きずし作る簾も当ブログでは無いですけどね。欲しい人は自分でロードマップ作って、文明を進ませていくしかありませんね。好きとか欲しいとか興味あるって原動力になりますからね。

 

ユウガオはヒョウタンと同一種です。ヒョウタンが非食用の中で食べられるモノがユウガオになったとか。ただ、そのため中には苦い味がして食用にならない物もあります。その場合は食中毒を引き起こす可能性があるので、直ちに食用を中止してください。目安としてはゴーヤより苦かったら敬遠したほうが良いです。