異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

カタバミ・アケビ

※このブログでは、異世界転生後の世界や世界文明崩壊後に使えそうな知識を紹介しています。現世界では、公園などの野草は除草剤などが撒かれている可能性や、安易に採集すると法律違反になることもあるので、参考程度にご覧ください。

カタバミ

この間、ハイキングに行った際に『黄色い小さな花』を付けた『カタバミ』を見つけました。どこに生えてるの?と言いますか、その辺の道脇でも生えてると思います。

見分けは、黄色い小さな花+葉がハート×3=カタバミ(特に上の写真のような形)で良いような気がします。花が咲いてないとシロツメクサ(クローバー)に似てるのですが、両方食べられるので問題ありません。

 

噛むと酸っぱく『シュウ酸』が強いです。イタドリ・スベリヒユ・ギシギシなどにも多く含まれていて、多用すると体に害をもたらします。他の野草もそうですが、茹でるなりした方が無難、食べすぎ注意。(シュウ酸は、水溶性)

特にカタバミは、書籍でも『野草』から外されてること多いので注意。どちらかと言うと『薬草』の方が有名で、血止め・虫刺されなどに絞り汁が有効。また、先ほどのシュウ酸が10円などの錆を落とす効果もアリ。

 

薬屋のひとりごと』のイメージが強いのですが、鳳仙花+カタバミで、爪紅(ツマベニ?ツマクレナイ?)と、爪を赤く綺麗に染めることが出来ます。

ホウセンカの花びらと葉に、カタバミの葉を混ぜてすり潰す。(シュウ酸がなければ酢・ミョウバンなどでも代用可)それを専用の道具で塗るか、花を爪に付けたまま放置しとく。

 

ただ、鳳仙花って、園芸とか家庭菜園では見かける気はするのですが、野草?って日本だとあるのかな?見かけた(自分が見つけた)ことが無いので、何とも言えないのですが、そういう利用用途も覚えておくと、使える場面があるかもしれません。

アケビ

まだ紹介してなかったので、改めて紹介。実がなる野草なのと、実がぱっくり割れてて特徴的なので、かなり有名かもしれません。採集されてることも多いような気がするのですが、秋ごろに京都の愛宕山とか、千葉の房総のむらでも生えて実をつけてるのを、見かけた記憶があり、放置されてる場所なら、かなり見つけやすい野草かもしれません。

 

一応、『実』以外にも『新芽』も食べられる(他はNG・新芽は3~5月、実は9月~10月)のですが、基本上の写真で実の形を覚えるのが、見分けるのに一番確実かつ早いと思います。ムベという似たような植物もありますが、どちらも実は食用可能なので問題ありません。実以外だと、つる状の低木で、上のように細い木がうねうね絡まってる事が多いかもしれません。

 

中の白い果実が控えめな甘さがある人気の部分なのですが、種もスイカ以上に多く思ったより量は無いかもしれません。あくまでおやつ感覚が近いかも。古代だと、この種からも油を採集したそうです。(量と大きさ的に、あまり量は獲れ無さそうですが)

意外かもしれませんが、外の皮も食べられます。さすがに生では難しいのですが、30分~1時間程度水に浸した後、焼くかてんぷらにすると食べやすい。新芽もそうですが、知ってないと食べない・誤った食べ方すると思いますので、知って損は無いと思います。

 

 

ハイキングした時に、青い小さな花(オオイヌノフグリ非食用))や、オレンジ色の花(ナガミヒナゲシ(触るとかぶれる可能性有非食用)など、種類知ってると、雑草見るのが楽しくなるかもしれません。食用だと、ドクダミナズナ(花咲いて堅くなってますが)・オオバコ辺りは割と見かけた気がします。

野草調べるようになって、少しは同定できるようになりましたが、原っぱで見分けろって言われたら、かなり見落とし・見つけるのが難しいかも。時期・場所で割と限定的な部分もあるのが、野草ですし。ただ、1つでも見分けが付くと生存率が上がるので、1つ1つ頭に入れて行けば良いと思っています。