異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

クコの実・ウワバミソウ

※このブログでは、異世界 転生後の世界や世界文明崩壊後に使えそうな知識を紹介しています。現世界では、公園などの野草は除草剤などが撒かれている可能性や、安易に採集すると法律違反になることもあるので、参考程度にご覧ください。

クコ

杏仁豆腐の上にある赤い実です。サバイバル漫画とかでも良く出てくる野草なんですが、見たことないなぁと思っていたのですが、この間「実が付いてる」のを見かけました。

他の赤い実を付ける植物も多く、食用不可の物もあるので、見分け難しいかな?と思っていたのですが、「写真覚えてれば見分けつく」と思います。「全然違うやん」ってのが素直な感想。他の赤い実の植物は丸いことが多いのですが、クコの実はちっこい苺みたいな形をしています。

 

川辺や海辺などに生えてることが多い、1~2mの低木。実が付くのは「10~12月」で、実が食用可能なのに加えて、新芽は食用可能です。ただし、新芽はアクが強いため、アク抜きをする必要があるのと、実を食べる場合も熟してから食べる必要があります。

見分け方なんですが、『実が付いてれば一発』だと思います。なんですが、クコの実、意外と実が付きにくいらしくて、自分も実が付いてないで見逃してる可能性大ですね。先述の通り、『新芽』も利用可能ですが、基本実で判断で良いと思います。

尚、似たような?実の付き方に『グミの木』もあるんですが、どっちにしろ食用可能ですので、このブログではどっちでも良いかと。写真で見る限りだと、違うようにも見えますけど、グミの実を見たことないのでなんとも。

見た目美味しそうなんですが、生で食べると味も無く苦いらしいので、煮るかドライフルーツのように乾燥させるのが無難だと思います。ジャムだが、酒作るのをよく見かけた気がします。体に良い漢方薬のような働きをすると聞いたこともあるような気がします。

ウワバミソウ

『ミズ』と呼ばれる水辺の日陰に生えてることが多い野草です。水辺なんですけど、例えば街中の排水の近くとかには無く、ワサビとかが出来そうな綺麗な水の近くに生えてる印象。自分の時は、「榛名神社」の水辺にわんさか(辺り一面)生えてるのを見かけました。

このギザギザの長楕円形の緑の葉、葉脈含めて類似がたくさんあり見分けが難しそうなんですが、端的に言うと葉っぱが「テカってる」(葉の表面に弱い光沢)ので、見れば「あ、コレか」って見分けつきそう。(もちろん、教科書通りじゃない場合もあり、見分けにくい場合もありますが)

イラクサ科なのもあって「ミヤマイラクサ」と概ね形一緒で見分けつかなそうですが、一番簡単なのは清水の近くに生えてること、もう一つ茎が赤いと簡単です(上の写真のように茎が赤く無いような物もあります。)ただ、先述の通り、光沢が違うので見れば「あ、違うわ」って実物見れば分かると思います。

以前紹介したうるい同様時期によって山にわんさか生えており、山での生活・もしくは遭難した際に入手しやすい野草として紹介されています。全草食用可能で、うるい同様アクが非常に弱く、生でも一応食用可能です。(野草でも基本、一度煮込んだ方が良いのは何度も述べていますが、緊急事態用)

4月~10月位まで、清水の水辺の日陰に群生します。10月頃に出来るムカゴも食用可。

 

 

野草を覚えて置けば、非常事態に1%ぐらい生存率が上がると思います。知識付ける前は、『最悪草適当に喰えばなんとかなるのでは?』と思ってましたが、なんとかなりません(運よくシロツメクサとかだけ集める可能性も無くは無いですが)。

ただ、野草の知識付けても、場所(海辺・川辺・平原・山)・時期(春・夏・秋)で生えてる野草が全然変わってくるので、『ついでに』見つけると言うより意図的に見つけないと、野草は見つけるのが難しいような気がします。もちろん、全部が全部ではありませんが。

川魚関連も含めて、多摩川流域とかその辺りを陣取れば、少しは生存率が上がるかもしれません。知識無いと0%ですが、知識あれば0、000001%ぐらいは上がるので、野草の知識は身に着けるに越したことはありませんね。