異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

アシタバ・タラの木(タラの芽)

※このブログでは、異世界転生後の世界や世界文明崩壊後に使えそうな知識を紹介しています。現世界では、公園などの野草は除草剤などが撒かれている可能性や、安易に採集すると法律違反になることもあるので、参考程度にご覧ください。

アシタバ

以前、海岸沿いを探していたのですが、見つからず、この間、植物園で見かけました。上の写真が『アシタバ』なんですが、写真だといまいち見分けが付きづらい野草なんですが、葉の形が五股というかぱっと見『クワ(桑)』に近い感じなんですが、桑の葉のパワーアップバージョンみたいな感じです。

桑と見分けが付きますか?は付くと思う。桑っぽいんですが、全然桑とは違います。一応、他の見分け方として、茎を切ると黄色い液体・セリ科なのでセリの匂いがするも覚えておくと良いと思います。

 

本州関東以西の温かい海岸砂地に多く生息する野草で、特に伊豆では特産品になっており、神奈川拠点のこのブログでは出会いやすい野草かと思います。

11月でしたが、青々と茂っており、ある場所には一面群生していること・場所によっては一年中利用可能なこと・明日葉の名前の通り繁殖力が強く葉が直ぐ生えてくる(と言っても1日ではなく4日ぐらいはかかるみたいですが)と、このブログの現況では非常に利用したい野草の一つ。チートものですぐ採集出来る作物が出てきますが、現実でそれに近いのがこの野草です。

食用部位は、若葉・若芽・花・果実・茎。アクがやや強く、アク抜きが必要な事と、やや癖のある味と聞いています。

タラの木(タラの芽)

もう一つ、同じ植物園で『タラの木』の展示もしていました。山菜の王様として若芽(タラの芽)が有名なんですが、「ん~、んなこと言っても棘付きの低木なんて、山の中に多々あるわ」って見分けが付かなかったのですが、

 

上の写真の棘が輪っかになってるの分かります?なんか変な紋様みたいになってますよね。これが『タラの木』の特徴らしく、これを見て見分けできるなら、自分も見分けが可能です。

4~5mの低木で、若芽(二番芽まで可能と書かれてる文献が多いですが、三番芽を採ると枯れること、出来れば何度も利用したい観点から、『1番芽のみ』としておいた方が無難かも)が食用可能。木の色とか棘があることなど、他の特徴も覚えておくと見分けがつきやすいかも。採集の際には棘には注意、アクは非常に弱いです。

 

 

上記の二つとも東京の『小石川植物園』の薬草園にあります。野草じゃなくて、植物園で実物見るのズルいかもしれませんが、以前海岸沿いをアシタバ探してて見つけられなかったんですよね。

アシタバ、有用な野草ではあるんですが、まぁ野草なんで特に〇〇海岸って有名な海岸は、雑草の駆除もきっちりやってる印象で、そもそも野草自体が無い場合、また、自分がスルーしてる可能性もありますので、看板+実物がある植物園は勉強にちょうど良いと思います。

野草の見分けは、『人の顔』と同じで、図鑑で見ると全然覚えられないんですが、一度「〇〇」って見分けがつくと、何故か他の雑草と混じっても見分けがつくようになります。そういう意味では植物園凄く良いんですが、名前+実物しか基本無い(時期によっては生えてない)ので、あらかじめ自分で勉強しておくか、本を持参すると良いかもしれません。基本、植物園って綺麗な花見る場所であり、自分たちのような用途だと数少ないのですが、『薬草園』がお薦めです。

 

アシタバとタラの芽は食べたこと無いんですよね。アシタバの癖がある味ってどんな感じなんだろ?ずんだみたいな感じなのか?タラの芽も山菜の王様で、二つとも野草の図鑑なら必ず載ってる野草ですので、割と興味ありますね。

フキノトウをリバースしたように、最悪駄目な場合もありますからね。サバイバルなら、アレルギー反応でも無い限り飲み込んで食えって状況ではありますが。