異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

ハコベ(ハコベラ)・ゴギョウ(ハハコグサ)

※このブログでは、異世界転生後の世界や世界文明崩壊後に使えそうな知識を紹介しています。現世界では、公園などの野草は除草剤などが撒かれている可能性や、安易に採集すると法律違反になることもあるので、参考程度にご覧ください。

ハコベハコベラ

春の七草の一つ。こういう野草関連を取り扱ってるブログなどでは、一番に名前があがる野草なんですが、自分が花が無いと見分けがつかなくて見つけられなかったので、後回しに。今春、やっとあの小さな白い花を見つけられました。

普通に3月ぐらいになると、道路の路肩や畑や登山の脇道に生えてる、小さい白い花が咲いてる背丈の低い明るい黄緑色の野草がコレですね。実物見ると白い花が予想以上に小さくて、可愛いって言うのも納得。

野草や木って全然見分けつかないように見えるんですけど、人の名前みたいに、一度実物見ると、何故か簡単に見分けが出来るようになりますので、この時期なら花で見分けが可能なので、今のうちに花無しで利用できるようになりたいですね。開花時期は春なんですけど、一応一年中利用できる野草になります。

地上部が利用出来ますが、茎はやや口に残るので気になるのなら省くの推奨。アクは弱く、2~3分茹でれば食べられるようになる、クセの無い食べやすい野草です。フキノトウでリバースしかけた身からするとありがたい野草ですね。鶏や小鳥の餌などにも使用でき、別名「ヒヨコグサ」とも呼ばれています。

 

ハコベの食用・家畜の餌以外の利用方法として、『ハコベ塩』と言われる歯磨き粉があります。ハコベを乾燥またはそのまま粉々に砕いて出た出汁と塩を合わせた物です。一応、サバイバル状態での歯磨き で、竹の歯ブラシ(最悪指)と炭と塩で歯磨き出来ると述べましたが、こちらは現代でも一部使われているモノなので、積極的に利用したいところですね。

ゴギョウハハコグサ

同じく春の七草の一つで、4~6月に開花する野草。見分け方は、白い毛が付いていて野草の中にあるとかなり目立ちます。一緒に目立つのも同じくキク科っぽい野草になるんですが、こちらは葉が丸みを帯びているので、上の写真の形と色さえ覚えて置けば、見分けは簡単だと思います。

ただ、ナズナとかハコベとかと違い、正直個人的にはあんまり見つからないややレアな印象。路肩や公園じゃなくて、登山道に入る前の田舎の畑などにありました。春の七草は、スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)は育ててる人じゃ無いと難しいですし、完全な野草の七草は難しいかと思われます。ホトケノザ(七草)やセリは、自分も見分け方は勉強中ですね。

元々はヨモギの前に草餅として利用されていたみたいですが、アク抜きが必要なこと、名前から縁起が悪いことで、ヨモギに取って変わられたようです。見分けにもなる草毛が食べる時の触感が悪い点も注意。

見分けやすい野草なので、形と名前だけ覚えて『食べられる』程度の知識で良いかと思います。万能薬草のヨモギさんの方が、確実に欲しいですし。ヨモギの見分け方覚えてますか?葉の後ろに毛があるかどうか?(無いとトリカブトの可能性有)葉をすりつぶした時にヨモギの匂いがするかどうか?です。

 

 

今、3月になって、畑や路肩をみれば、ナズナハコベタンポポ辺りはわんさか咲いてると思います。ナズナがやっぱ一番そこら辺に生えてる印象で、その隣にハコベがあるかもなぁ位ですね。または、ホトケノザ(七草じゃない方)。花の生えているナズナは食用に不向きなので、葉の形、頭でっかちな魚の骨みたいな形を、今のうちに覚えておくと役に立つ時があるかもしれません。ちなみに、その近くにわんさか生えてる青い小さな花の野草は「オオイヌノフグリ(非食用)」ですね。ちょっと下や脇道に目を向けると面白いかもしれません。

ちょっと前の冬までは、そこら辺はギシギシ・スイバだらけ(2月ぐらいに海岸に、アシタバなどを探しに行ったけど見つからん)だったんですけど、本当に季節によって生えてる野草が全然変わります。6月になればドクダミだらけだし、7月だとヒルガオが見れるようになるし、狙いの野草があるんだったら、やっぱ四季と場所が重要な気がします。

自分のブログ野草専門では無いので、他の知識と併せておいおいって感じですが、名前覚えて雑草見てると結構楽しくなってくるものです。異世界転生とか世界石化時とか使う機会無さそうな知識より、散歩とかを楽しめる野草の知識の方が有用なのかもしれません。