異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

カラスノエンドウ・ユキノシタ

実は、ここ最近出かける時にカラスノエンドウ探してたんですよ?どの本にもブログにも『その辺に生えてる』って書かれていて、「何処にあんねん?」って感じだったんですけど、先日バス停の近くに咲いてました。その1本見つけたら他のモノも見えるようになりました。

野草を覚えるコツって、『本で知識つける→実物を1つ見つける』が一番効率が良いのかもしれません。

カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)

日当たりのいい草地や道端など、その辺に生えている。ただ、体感、タンポポナズナオオバコに比べるとかなり頻度は落ちる気がする。生えてる所にはたくさん生えている。

見分け方は3月~6月なら紫色の小さな花が咲く。花が中途半端な位置に咲いていて、花の上を弓矢の矢羽のように丸っこい葉っぱがたくさん両方に生えている。真ん中の草が弓矢の真ん中の様に貫いて伸びている。似たようなカスマグサスズメノエンドウも同様に利用できる。

食用部位は、若芽、若葉(花ごと可)、固くなる前のサヤ・豆果。豆果は熟しても炒れば食用可。旬は3月~4月。それ以降も食べられなくはないが、アブラムシやアリなどの虫が多くたかる。

一応、アクはそれなりにあるので生食不可。塩を一つまみ入れた熱湯で軽く茹でてから食べる。

ユキノシタ

暖地の湿った斜面や、日陰になる林、庭とかに生える。自然公園とかだと景観のためにある可能性が高そう。雑草というほど数は多くないんですが、渓谷のある登山とかに行くとフキの近くにちょこちょこ見かける。

見分け方は、一番の特徴は葉っぱ。葉っぱの表面に毛細血管みたいな模様があります。表面に粗い産毛、裏側は白→赤褐色と成長するにつれて変色。茎は赤褐色と緑の混合。初夏には、桃色の花の下に白い花弁が2枚つくように咲く。

食用部位は柔らかい葉。通年生えているが旬は春。イチゴの様に地下茎で繁殖するため一ヶ所にまとめて生えてることが多い。採集の場合は、葉を一枚一枚採集する。

アクの強さは、カラスノエンドウと同等。一つまみの塩を入れた湯で茹でると食用可能。生食は不可。

一応、腫れ物にはユキノシタの葉を柔らかくして貼り付ける。また、風邪の症状にユキノシタの葉の煮汁を飲ませると効果があるらしい・・・。効果のほどは分からないが、序盤の風邪薬は覚えておくといいかも知れません。

 

GWなどで春~夏は野外に出る機会が増えるかも知れませんので、外で食べられる野草を探すのも楽しいかもしれません。個人的にはカラスノエンドウと一緒にイタドリを探してたんですけど・・・イタドリ無く無いですか・・・。公園や登山道を歩くことが多いので採集禁止ですが、イタドリは漫画の主人公と同名だけあって知ってる野草の中では気になる方なんですよね。