※今回は、ブログ主がてこずってる部分をブツブツ言う内容になります。考察の意味も大きいため、間違った知識やいつも以上にガバガバな穴理論ですがご容赦ください。
硫酸について
『硫酸(前置き・プラチナ編) 』『硫酸(本編・プラチナを使わない方法)』で、このブログでは『硝石+硫黄+水蒸気』で硫酸の作成を推奨していますが、この方法だと大量生産は出来ません。
この方法は、プラント・工場も作られた工業的方法なのですが、それは窒素化合物、チリ硝石やグアノがあったからこそと言えます。『硝石』自体が大量生産が難しいので、あくまで、実験室レベルで硫酸が作れる方法。
そのため、あんまり消耗品に大量には使えないかも。たとえば、ダイナマイトで敵軍粉砕するとかも、2~3発作れれば良い方かと。塩酸・硝酸、他もろもろ硫酸は、使用頻度が高く、硝石がいくらあっても足りないレベルなんですが、そのことを頭に入れながら進めることになるかも。
現代だと排気規制もあって、二酸化硫黄を硫酸にするのが必須なので、大量にあるのですが、やはり大量生産=プラチナルートなのは、間違いないのかもしれません。
油の抽出法
オリーブ、菜種、椿など、このブログでも食用油・工業用油の採り方をいくつか紹介したのですが、そのすべてが熱して圧縮して絞る(オリーブはそのまま)、『圧搾法』で紹介しています。
もう一つ、現代で使われてる溶剤を使って抽出する『抽出法』があります。ヘキサンはともかく、ジエチルエーテル辺りなら、手が届かなくも無いです。
メリットは、圧搾法では取り切れない油を全て抽出することが出来る。デメリットは、溶剤を使うので、その溶剤の取り扱い・生産が難しいのと、溶剤自体が危ないので、完全に除去出来るのか?
実験で油の抽出は見たことがあるのですが、その油食用にはしてないんですよね。う~ん、企業だとかなり丁寧に蒸発させてるみたいですが、生兵法で手を出して良い分野なのか、どうか・・・。
薬関係
ドクターストーンだと、サルファ剤、仁だとペニシリンを作ってましたが、あれは無理としても、柳から精製するアスピリン、木タールから獲れる木クレオソート。
ケシの花から、アヘン⇒モルヒネ辺りは、なんかなろう系とか知識チートで出てきそうな薬関係で、手が届かない範囲・・・ではなさそう???
あと、コールタールからのフェノールとかからの合成になるんですかね?
ただ、①ブログ主の化学が中学レベル(高校は物理)②実験動画位なら見れそうだが、自分でやってないから、注意点が分からず大怪我・大ポカしそう③企業秘密なのと取り扱う人も少ないので、どんどん資料が数少なくなる+あってもブログ主がちんぷんかんぷん。
ドクターストーンのサルファ剤も、「(かなり難しいとは思うが)出来る」ってのが専門家の評価ってみたことありますし、このブログ趣味みたいな物なので、理論上・空想上できれば問題無いとは思うのですが、硫酸の記事書いたり調べたりしてる時に、「んあぁぁぁ」って気分にもなったりしています。
硫酸もそうなんですが、引火点が低いとか有毒とか、取り扱いが難しいの実際異世界行って出来るんですかね?と自問自答。全く知らないと出来ないんですが、知っててもどうですかね?
牛乳関連
『考察:裏で悩んでること・これからの方針 その3 』で要約すると『畜産は経験が無いと無理』って判断してるんですが、このブログの趣旨と少し反するのですが、牛飼い・羊飼いが居ると想定して、その先の『牛乳』関連は、ちょっと興味あるかも。
異世界・古代文明で、牛乳は牧場が近くにある人しか飲めません。保冷・保存がききません。そのため、チーズなどに加工が必須なのですが、『脱脂粉乳』が面白そうだなって思ったんですが、自作難しい?
バターとか、生クリームとか、その辺も調べるとちょっと面白いです。硝石・食塩の吸熱反応を利用した冷却からの『アイスクリーム』に繋がりますし。バニリンの合成が『無理』でどうするか、引っかかってます。
農業関連
異世界=農業が最優先、そして最初に行うのは『土づくり』と前回も記載したんですが、難しいんですよ、この分野。『窒素』『リン』『カリウム』の三大要素とか、堆肥とか元肥とか、ふわっとは勉強してるんですが、『これだ』って言うのもなぁ。
米ぬかが無いのが、ちょっと難易度上げてます。米ぬかって玄米⇒白米(臼などでひたすらつく)の時に落ちる部分なんですが、『玄米』で良くないか?って気持ちになるんですよね。上と併せて『油かす』が主力になりそうなんですが、作物とかによって違うから、一概になんとも言えん。
リンに関しては、動物の骨とかに入ってる話を『リン』で聞いた気がします。リン、採集するのに骨を硫酸で溶かして入手とか。農業用だと骨灰か潰すのか?かなり難しいですが、安全マッチまでは行ける方法があったはず。作るなら黄リンマッチではなく、赤リンマッチまで飛ばしたい。
農具だと、回転する脱穀機に興味あります。以前、千歯扱き、脱穀関連で、『千歯扱き』については取り扱ったんですが、その先ですね。アレ、どうやって回転してるんだ?って思ったんですけど、足踏みでクランク回してその労力で回転させてるんですね。
いや、あのクランクで足踏みを回転運動にしてるの、凄い面白い。ちょっと感動した。ただ、なんとなく理屈は分かるんですが、設計図が見たいんですが、資料が少ない。唐箕もそうなんですが、電気も使わないし、仕組み自体はそこまで難しく無いので、『職人さえいれば』、仕組みが説明できれば作れる・実用性はあると感じています。
このブログでは紹介して無いんですが、『輪作』もチート系だとよく出てくるんですが、そもそも『水田の稲作』こそ最強のチート。
だって、日本で同じ土地で毎年稲作してますよね?輪作の対応なんてしてませんよね?それが出来るのが、水田なんですよね。なんで『導入できるなら』、水田が最優先。
ただ、稲作中心で不作の時に飢饉になる訳で、そういう意味で備えとして畑作は必要なので、そういう意味で無駄にはならない知識ですね。割と日本の古代農業は、条件は恵まれてる気はします。水は綺麗ですし。
織物関係
難し過ぎて、自分の頭の中に落とし込めない(N回目)。セットしてくれれば、昔の織機で機織りしたことはあるんですが・・・・その縦糸・横糸のセットが原始織でも分かんねぇ。以前、布・アンギン編み で、これは出来るんですが、上下って上糸・下糸を一気に通す方が絶対楽なんですが、うむむ・・・。これ原始時代からやってますし、凄いですね。
なろう系・チート系だと、『養蚕』の『絹』もチートなんですが、綿とかはやりましたが、蚕はイマイチ気がのらないんですよね。人間が育てないと自分で育たないらしいので、異世界・古代文明だと原種になるんでしょうが、『染色』もそうなんですけど、工程がやや複雑で、いろいろ道具・手間暇が必要なんですよね。
『硫酸』が手に入ることで、特に化学関連、文明発展を先に進めるんですが、先に進めば進むほど、難しくなって、調べるの・説得力が大変になる不思議。
『○○について調べる』ってテーマ決めた方が楽かもしれません。他のなろう系・現代知識チート、ドクターストーンや参考文献見返して、興味あった分野をまた調べていく形になると思います。
地味に結構序盤で出そうな項目は、割とクリアしてると思うのですが。目標として、産業革命前・電気以前を目標としてます。それ以降は、難し過ぎて、自分の手に負えません。なんとなく程度なら分かりますが。
発展途上国が、先進国に追いつけないのって、『簡単に真似できない』ってのも大きいような気がします。ゴムで硫黄を添加する位簡単なら楽なんですが、最新技術とか聞いても『???』ですからね。一部の頭良い人はほんとに凄いですね。