異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

イタドリ(スカンポ)・ツルナ

※このブログでは、異世界転生後の世界や世界文明崩壊後に使えそうな知識を紹介しています。現世界では、公園などの野草は除草剤などが撒かれている可能性や、安易に採集すると法律違反になることもあるので、参考程度にご覧ください。

イタドリ(スカンポ

「子供がおやつにして食べてた」ってよく言われるイタドリ(スカンポスカンポ以外の呼び方があったり、スカンポ=スイバを指したりもしますが、このブログではスカンポ=イタドリ)ですが、自分がそこまで山奥じゃなかったのと世代のせいか、自分の子供の頃にイタドリ食べたこと無かったです。

 

道端・土手・山野など、『何処にでも生えてる』って文献には書かれてましたが、意外と見つからないなぁと思っていたら、この間外房線の線路の脇の斜面に生えてました。意外と、崖とか土手とか割と危ない斜面に生えてるイメージが勝手にあります。

 

イタドリですが、上の写真を覚えて置けば『まんま』です。まんま過ぎて見つけた時に笑っちゃいました。野草図鑑の写真覚えても、見分けつきづらい野草もたくさんあるんですが、これはこの写真覚えてれば100%見分けつきます。

毒草も似たような毒草はありません。イタドリでもオオイタドリとか種類があるみたいですが、このブログではどうでも良いので、食べやすい野草と言えます。

 

旬は3月~6月まで。他の野草もそうなんですが、花が咲くと硬くなって非食用になり、秋に地上部が枯れます。地下茎は生きており、駆除しにくい野草になっています。なので、1つ見つけると周辺にボンボンあります。ただ、自分が探した印象だと、ある処にはあるけど、無い所には無い印象。

『子供がおやつにしてた』の通り、生でもかじって食べられますが、基本野草=一度は煮て欲しいです。アクは非常に弱く、皮を剥いてさっと茹でて、冷水に3時間~一晩漬けて置けば美味しく食べられます。食用部位は、新芽・茎・葉(柔らかい部分のみ)。シュウ酸を多く含むので、食べ過ぎに注意。

ツルナ

もう一つ、非常に見分けやすい野草に「ツルナ」があります。先述のイタドリは、場所によっては生えてるって感じなんですが、ツルナは海岸行けば生えてると思います。しかもわんさか。

 

見分け方なんですが、葉っぱがムニュムニュしてます。写真だと逆に分かりづらいんですが、葉っぱが厚くて、白くて、光沢があります。その情報だけあれば、多分見れば分かります。似ている毒草はありません。

 

暖かい海岸なら通年。寒い場所なら4月~9月に海岸沿いに生えています。食用部位は柔らかい葉や茎。文章だと説明しずらいですが、野草の根っこの部分では無く先端部分を折るみたいな感じです。硬い部分や蕾などは食用不向きです。

こちらもイタドリと同様にほとんどアクは無く、さっと湯で茹でる程度で食べられます。ただし、こちらもシュウ酸を多く含むので食べ過ぎ注意。

 

 

野草覚えても、ワンチャン毒草の場合があるって思うと、食べるのにリスクがありますよね。100%見分けが出来て、かつ似たような毒草が無い草なら安心して食べられますね。(現世界の除草剤などは知りません)また、アクも少なく、生えてる場所には大量に生えてるので、生存の可能性を上げるのに覚えて置いていい野草だと思います。

原っぱで、野草見つけろって言われても、無い場合も多そうですが、山や海岸沿いに行けば、可能性が少し上がる気がします。海や山に行く際に覚えておくと、見つける楽しみもあるかもしれません。