炭酸水
自分も現代人なので、異世界転生・古代文明で『炭酸水』欲しいなと素直に思うのですが、いろいろ数ヵ月位調べた結果、ドクターストーンの炭酸水（酒から二酸化炭素を水を入れて回転してる竹に送る）が、おそらく一番現実的かつ早いと思います。
炭酸水、いろいろ難しく書いてある文献も多いのですが、凄く要約すると『水と二酸化炭素を密閉状態でシェイク』すれば、まぁ出来ます。
アホなので、二酸化炭素＝息、水に息ずっと吹きかけたら出来るのかな？からスタートしたのですが、まずこれは『出来ません』。
①吐く息＝二酸化炭素では無く、吐く息に二酸化炭素が一部含まれてるってのが正しい。
②二酸化炭素は、水上置換法でも回収可能ですので、二酸化炭素は水に溶けるが「常圧」では溶けにくい。
そのため、上の行為をすると、ほとんど二酸化炭素が無い息を、ほとんど水に溶けない行為を繰り返すことになり、炭酸水（水1リットルに５リットルの二酸化炭素）は現実的では無い。
改めて、上の酒繋げて竹で水クルクルの説明をしますが、自分も専門家では無いので、メイビーなのはご了承ください。
このブログでも既に作ってますが、酒・酢の作り方は覚えてますでしょうか？酵母菌が糖をアルコールに変える働きをアルコール発酵と言いますが、この時にアルコールと一緒に『炭酸ガス（二酸化炭素）』が出るのが今回のポイント。
アルコール発酵する時に、ぼこぼこ空気が出てると思いますが、あれが炭酸ガス。
※最初の炭酸水も、発酵しているワインから二酸化炭素を回収して炭酸水にしています。
その先の水なんですが、二酸化炭素は『低温・高圧』なほど水に溶けやすくなります。水と二酸化炭素を閉じ込めて、上から圧縮すれば溶けるのですが、このブログなら『シェイク』で良いかと。
竹でも温度は伝わるので、冷水（滝の水で冷却）、回転させることでシェイク、二酸化炭素を充満させるように密封、アルコール発酵によって絶え間無く炭酸ガスを発生させ、それで水に二酸化炭素を溶かしてるのが、あの装置だと思われます。
※懸念点は、アルコール発酵の炭酸ガスがどのくらい出てるか？で、強炭酸と言うより微炭酸の方が出来そうな気がしますが、流石に実験も試しても居ないので何とも言えません。ただ、炭酸水が出来るのは間違いないので、後は向こうでトライ＆エラーしてください。
『塩酸』が手に入ってるかつ安易に大量に入手出来るなら、石灰石（貝殻でもなんでもいい）に塩酸をかけて炭酸ガスを発生させるなど、炭酸ガスの発生に関してはいろいろ手段がありそうです。また、圧力かけて水に溶かすのも、別の手段もありそうですが、『基本』はあのドクターストーンの装置が一番分かりやすくて簡単だと思います。
炭酸水の作り方、９９％が『クエン酸＋重曹』なんですが、クエン酸が出来ないのと、炭酸水作るのに重曹（まだこのブログでは出来てない）使うのはなぁって印象で、二酸化炭素を純粋に水に溶かす方法を探ると、ここに行きつくのかな？って感想。
（作中では、「炭酸水＋水酸化ナトリウム⇒重曹」を作ってましたが、「重曹」に関しては、なんか違う方法がありそうな気がしますので、もう少し調べたい所）
上のアルコール発酵さえしてくれればいいので、例えば砂糖水（糖ならなんでも可）に酵母混ぜて、意図的にアルコール発酵させて作るって手もあるんですが、『天然酵母』を作る難しさを考えたら、出来なくは無いですが、他の手段を取りたいです。
また、天然の炭酸泉やタイムスリップするなら、炭酸水の前に『スパークリングワイン』（作りたいなら、「ガラス」、瓶が欲しい）など類似商品もあります。コカ・コーラが流行ったのは、ポテンシャル以外にも、広告、最初エナジー飲料としての販売戦略が上手く行った例で、そのまま自分たちがチートするには工夫が必要かもしれません。
コカ・コーラの味の再現に関しては、自分が興味無いので割愛。ぶっちゃけ炭酸水＋砂糖で自分は良いです。
