異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

『異世界転生する前に』参考文献 その1

ヤフーの知恵袋に『Dr.STONE』で科学に興味を持ったのですが、何から始めればいいですか?みたいな質問がありましたね。これって公式って解答してましたっけか?

 

普通に化学中心の学校の勉強を頑張るのが一番だと思うんですが、『違う、そうじゃない』ってことなんでしょうね。要は、このブログと同じことがしたいってのなら、参考文献を少し上げておきます。

 

①この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた  ルイス・ダートネル

②ゼロからつくる科学文明  ライアン・ノース

③現代知識チートマニュアル  山北 篤

 

自分がよく読む本の中で、全体的にこのテーマにあってる本は上記の三冊ですね。50回くらいは読んだと思いますし、この3冊読んで満足すればそれで足りると思います。

 

『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』

『異世界転生する前に』参考文献(漫画・アニメ)でも紹介しましたが、『Dr.STONE』の原作と言えるのがこの書籍になります。『Dr.STONE』と違い、石化して自然が復活・文明が一切途絶えた設定では無く、人間文明がまだ残ってる状態でのスタートになります。

それもあって、一気に最新の手法(鉄とか発電機とか文明が残ってるなら不可能では無いため)に近い手法まで進む、かつ自分みたいに科学が高校レベルだと、かなり内容が難しく文章もかなり分かりづらい感じで書かれています。いきなりこれ読むと取っつきにくいかも。

ただ、『Dr.STONE』の内容と重複する部分が多々見られるので、漫画・アニメ見る⇒該当部分をこの書籍で確認するを繰り返すと理解度が深まるかも。前も書きましたが、多岐に渡っていろんな科学の記載があり、間違いなくこのテーマでは、現状世界で一番役に立つ本だと思います。このテーマを取り扱うのなら、まず持っておきたい1冊になります。

 

『ゼロからつくる科学文明』

上の書籍が、世界で一番役に立つ本なんですけど、取っつきにくいので、自分は最初この本から始めました。こちらは、文明崩壊では無く、○○の時期にタイムスリップしたら?を前提に書かれています。

原作者が科学者と言うより、ゲーム制作者?だったかで、良い意味でも悪い意味でもウィットに富んだ文体で書かれており、上の書籍よりは娯楽として楽しみやすい作品って感じ。知識0で堅い文面が嫌いな自分にはかなり取っつきやすい内容でした。下手したら、この三冊の中で一番読んでるかもしれません。

ただ、科学者でも無いため、一部信憑性の薄い(自分のブログも人の事言えませんが)記述もあります。特に皮の鞣しについては、自分は皮の鞣しで『燻煙鞣し』を推奨してるように、きちんと勉強したら違う部分もありそうな感じです。

また、タイムスリップなので、昔のリンゴは小さかったとか、ジョークでペットにヒルとか、まぁ要らん描写も3割くらいはある印象。

読んでると、どうしても知識が飛び飛びな印象も受けますが、これは致し方ないかと。このテーマで一つ一つ丁寧に記載してたらホントにキリが無いです。なんで、取っつきやすく全体的な概要を掴むのには、かなり適した書籍だと思います。否定してるような文ですが、自分は好きな書籍ではあります。

 

 

『現代知識チートマニュアル』

タイトルからまたなろう系か?って敬遠されそうなタイトルなんですが、要約すると知識チートの小説書くなら、ちゃんとした科学知識を身に着けようって主旨で、上二つと同じような内容になっています。そうじゃないと、読者に突っ込まれる、識者が離れるよ?みたいな内容。

主旨の通り、知識チートの小説描きたい人には、一番参考書になりやすい書籍だと思います。上二つと違って、○○ですぐ始まるので、一切の無駄が無いのと、テーマが知識チートで取り扱いやすいチョイスが多く含まれています。

上二つと重複する部分もあるんですが、それはそれで向こうは向こうでこっちはこっちで楽しめて理解が深まる印象。「この世界~」は言い回しが難しすぎて、「ゼロから~」はウィット過ぎるので、ちょうど真ん中ぐらい、本当に参考書ってのが正しい言い方かも。

個人的には羊皮紙の創り方があるのが興味深い。うちのブログでは、紙(和紙)ですっ飛ばした部分ですので、興味がある、小説で使うなら是非。1個1個、小説で使えるぐらいには丁寧に描かれてると思います。

同作者の「軍事帝国チートマニュアル」は、自分たちの取り扱いテーマだと不要だったかな?って印象。ただ、この作者もゲームライターで、自分が読んでる感じでは、知識に違和感を感じないかつ読みやすいので、この作者のシリーズで、自分がプロット・小説書くのに欲しい知識があったら、購入しても良いと思います。図書館には基本置いてませんが・・・。

 

 

知識が深まるのとは違うんですが、読み物としてなら『ゼロからトースターを作ってみた結果 トーマス・トウェイツ』。サバイバルなら、『SASサバイバル』『冒険図鑑』あたりですかね?

上の三冊、回し読みしてまだ満足しないのなら、事象を一つ一つ調べていくことになるんですが、そうするとかなり難しくなりますね。上の三冊、一つ一つはそこまで詳しく書かれてる訳ではないので、「これ○○なら○○?」みたいな疑問が出来るのは自然ですし、それで調べようって思うなら良い事だと思います。

 

自分は、最初なら子供コーナーにある製造業とかのコーナーの本を薦めます。「○○を作ってみよう」とか、「○○のひみつ」とかそんな感じの本ですね。その自分達って知識0なわけで、非常に分かりやすく書かれた子供向けの本って、自分たちが読んでも結構勉強になると思います。子供向けなので、文章も非常に読みやすく、写真やイラスト、場合によっては漫画の場合もあるので、非常に理解しやすいです。

もちろん、それだと触りの部分だけですので、知識が足りないので、そこから大人向けの本を読むわけですが、大人向けだと実技より歴史とか成分表みたいな自分たちには不要な知識が多いので、体感子供向け9割有用(ただし、知識が浅い。触りには適切)、大人向け1割有用(ほんとに最初の方しか、自分たちに有用じゃない部分多し)って印象。その本が駄目な訳じゃなくて、自分たちのテーマには合って無い印象。なんで探すのが大変になりますね。

子供向け書籍⇒大人向けの間に、ネットやブログを挟んでも良いかもしれません。自分じゃ出来ないことも、ユーチューブでやってる人も居ますし、企業が情報を公開してる場合もあります。近くの博物館・企業の展示なども見ると知識が深まると思います。