異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

食べられる川魚・魚の捌き方

サバイバルにおいて、『序盤の必勝法はなんですか?』と問われれば、川魚を獲ることと応えたいです。手掴み、銛、網など獲り方はいろいろありますが、水資源の多い川や渓谷の近くに住があれば、当面食べる物には困らない生活を送れると思います。また、鮎の塩焼きなど、+魚で現代人も食べられるほどおいしい料理になるのは魅力ですね。

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食べられる川魚について

まず、鮎とか岩名が食べられるのは知っているけど、川の魚が見分けが付かないって方多いと思います。川魚・・・淡水魚は基本、ブラックバス・鯉・フグ(一応、調理方法によってはこれらも食用可能だが、サバイバル環境では不可とする)以外の魚は基本食べられます。中には、アカザギギっていう刺されると痛い毒を持っている生物はいますが、猛毒や食べると致死量になる魚は居ません。

沢蟹も良く焼けば食べられます。(海の蟹は、猛毒持ちがいるので注意)

ただ、川魚も淡水魚も沢蟹も自身は毒を持っていませんが、『寄生虫』が付いてることが多いです。そのため、これらを食用とする場合には煮物や刺身は厳禁で必ず焼いて食べてください。火を起こして、その外で棒に魚を刺して焼いて食べるアレは、古典的だけど非常に理に適っている行動と言えます。

魚が獲れなかったら、バッタとかセミとか幼虫も食用可能ですが、まぁ出来れば遠慮願いたいので、なんとか捕獲したいモノです。

魚の捌き方

兎とか猪狩っても、自分も含めて捌けない人多いと思うんですが、魚だったら馴染みが深いんで抵抗無く捌けるんじゃないかと思います。命をいただかないことには、自分の生存も危ういですので、ここで魚の捌き方を覚えておきましょう。

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(サラッと書いたイラストなので下手で申し訳ないが、雰囲気だけ分かってくれれば)

①生きている場合、頭を叩いて気絶させる

石の槍の銛などで突いた場合には問題ないですが、手掴みや網で捕らえた場合、魚がまだ生きています。その状態だとぴちぴち動いて捌けないので、頭を石などで叩いて気絶させます。

②魚の側面をこすってうろことぬめりを取る。

水の中(川だと起きて逃げられるのでくぼ地に溜まった水など)で、親指や刃の側面(自分たちの場合、石のナイフだと思うが)でこすると取れます。

※鮎や岩名など内臓ごと塩焼きにする場合は、あとはお尻に指を突っ込んで糞だけ出して、棒に刺して焼けばいいです。ただ、ここでは川魚の見分けが付かないという体で説明しますので、内臓とエラを割いていきます。魚によっては内臓に『食べかけ』が残ってる場合もありますので、排除するのが安全かと思います。

③お腹から刃を入れて、アゴ下まで割く

あくまで外の皮を切るのが目的なので、あまり刃を奥深くまで入れないこと。深くまで入れると内臓が破れる。動物でも同じことするので、ここで慣れておきたい。

④ノドの三角の部分を逆Ⅴ字に切り、そこから指を入れてエラと内臓を引っこ抜く

抜いたエラや内臓を「肝焼き」などで食さない場合には、速やかに土に埋める。虫がたかってきますし、血の匂いで野生動物をおびき寄せる可能性有。

⑤血合い(血の塊)を親指でこすって落とす

⑥清流で内側を軽く洗う(ゴシゴシ洗わない)

厳密にいうと、魚の内側を水で洗うと味が落ちます。スーパーで買った肉とか魚とか水洗いしないよね。味を活かすなら、布やキッチンペーパーで拭くことになりますが、そんなものこのブログの設定では存在しません。

手袋なんてあるわけがないので、素手での作業になりますので、石の刃や手についたものも清流で綺麗に洗い流しておくといいでしょう。

その魚を焼いて食べるわけですが、燻製や焼き干しなどにすると、より長い時間食べられる保存食にもなるんですが、ここで説明するのは意外と複雑になるので今回は割愛。いつか燻製も丁寧に調べて紹介したいところですね。冷蔵庫なんてあと1700年くらいは無理ですね(笑)

 

水資源が豊富だったら、これを食料にして科学文明の発展に向かえそうですね。もちろん、人間が食べられる魚の場所には熊や猪も来るわけで、危険が無い訳では無いんですが、飛行機墜落して無人島に辿り着いたら、水源確保の沢と同時に魚がいれば完璧ですね。江戸時代の武士とかいう何の生産性の無い人たちを支えたのが、日本の海の魚だそうですし、今の人類にもありがたい存在ですよね。

・・・ただ、この間渓谷に行ったら魚泳いでませんでしたけどね。この日本で今石化したら、鮎や岩名が泳いでくる沢を見つけるのなかなか難しいと思いますし、時期が多分秋しか登ってこないんじゃないかと。時期があってて近くにあれば必勝ですが、これを第一候補にして野草や海で獲れるものなども保険をかけておくと生存率が上がりそうです。