異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

カメノテ・フジツボ

※このブログでは、異世界転生後や無人島のサバイバル、世界文明崩壊後の世界など現法の無い世界で生き残る手段として採集を紹介しています。現日本などでは『漁業権』などが定められており、現世界で行うと法律違反になる場合があります。

 

以前、サバイバル環境下での必勝法は川魚を食べることだと紹介しました。いきなり初日で川魚は獲れないor川魚が獲れない環境の場合、かつ道具があるならカメノテ』を狙ってみるのが良いかもしれません。無人島サバイバルでカメノテを見つけたら当面食生活には困らなそうだなと言えるほどの必勝の食べ物です。

※追記 この記事を記載した時は知らなかったんですが古代には骨で創った「アワビおこし」という貝殻剥す道具があったそうです。これ創れば大量の貝関係を入手しやすいかもしれません。縄文人弥生人を舐めちゃいけないですね・・・。

カメノテ

一応、フリー素材の写真でまともそうなのを選びましたが、見た目は亀の手の名前の通り、おもちゃ屋とかで売ってる亀のフィギアの手が取れたみたいな見た目をしています。見た目結構グロいんで、これを食べようと思った先代は偉大ですね。知識があれば、見つけやすいんですが、知識が無ければ食べようと思いませんね。

 

海の磯や岩場の隙間に生息する貝っぽく見えるが、エビとかカニとかと同じ甲殻類。岩に張り付いて群生していることが多い。本来は、軍手(手の切断の可能性有)・金属の棒(マイナスドライバーやヘラ等)を用いて、テコの原理を使って採集するのが基本。・・・基本なんだけど、自分のブログでは軍手も金属の棒も無理そうですね。

 

子供の頃、海が徒歩30分圏内でしたので磯遊びはよくやりましたが、引っ付いてる貝を獲るのってシャベル(鉄)でもかなりきつかった思い出があります。一応、素手で獲れるやつもある・・・かもしれないって感じです。ソウナンですか?でも食用として登場していましたが、食べたのは『イボニシ』『ヤドカリ』でした。素手じゃ難しいって判断かもしれません。どちらにしても、海藻やヤドカリ、ウニなどを採集の際に獲れたら獲るって感じでしょうか?

 

貝(では無いんですが)を食べる際には貝毒に注意です。赤潮とかを発生させる有害プランクトンを取り込んでる場合、食べると食中毒を起こし最悪死に至ります。赤潮発生していたら食べないとは思いますが、この貝毒熱しても消えません。そのため、検査でのみ分かるんですが、検査が無いサバイバルだと難しいですね。一応、現代では貝毒発生状態の情報が出てるのでその地域の貝は避けるようにしましょう。また、工場排水の下なども食用に向きません。

 

甲殻類ですので腐りやすいので注意。半日も経つと腐りますので、採収したら早めに食べましょう。まず、獲ったカメノテを30分ほど塩水につけて砂や虫を処理します。そうしたら、塩ゆでにして、カメノテの中の白い部分を食べます。この白い部分以外は毒はありませんが食用にはやや不向きです。カメノテを茹でた塩水はダシが取れて非常においしいため、上手く利用しましょう。たくさん獲れるカメノテではあるのですが、他の貝類同様食用部位はあまり多くありません。

 

岩場での作業や貝を獲る際に切創した場合には、ヨモギが有効です。最近、ドラクエの薬草ってヨモギなんじゃないかって思うほど、この野草は便利ですね。

フジツボ

カメノテの仲間ですが、カメノテより知名度が格段に高いテトラポットとか船とかにめちゃくちゃ張り付いている甲殻類です。

 

カメノテが食べられるならフジツボも食べられるのでは?と思った方、正解ですね。フジツボ食用可能(前述の貝毒や工場排水などの有毒プランクトンを体内に取り込んでる場合を除く)。ただし、その辺に居るフジツボはサイズが小さすぎて、採収+料理の手間と食べられる量が割に合わない(一口どころじゃない小ささ)です。ただ、フジツボでもサイズがデカい奴は食用可能です。

 

サイズがデカい=吸着力も凄いですので、たぶんまともに採集するのかなり難しいと思いますが・・・。フジツボの接着力を開発したらノーベル賞って言われてる通り、自分の経験談でも素手での採集不可能だと思うのですが、鋭い石とかで剥せるものも無くは無いかもしれません。砂や貝の破片などの不純物を洗ってから、塩ゆでで食べます。

 

 

カメノテフジツボも採集する場合は、波打ち際の干潮時を狙うことになると思います。岩場にはカンカゼなどの鋭いウニなどを踏む場合や、滑りやすい地形で岩にぶつかるなど思わぬ怪我があるかもしれません。遊泳場所でない可能性が高いので、波などにも注意して採集したいですね。

 

子供の頃、びしょびしょになりながら磯や岩場で遊んでいた経験がありますが、靴の片方やバケツなどを何度も流されましたし、怖い思いもしたことあるような気がします。海や波を甘く見ないように、安全管理は十二分に行いたいですね。