異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

鳥の捌き方(雀~鴨ぐらいまで)

※タイトルからアレなんですが、今回はセンシティブな内容を含むので苦手な方はご注意ください。

今から100年ぐらいの前の日本では、農村とかで当たり前に鶏とかが飼われていて、子供たちも普通に解体出来たと聞きます。自分は、現代っ子ですのでもちろん行ったことはありません。以前、狩猟について(自戒用)で述べたように、食料の少ない異世界するならば、どんな形にしろ狩猟は必須だと考えています。

魚の捌き方 は、以前に説明しましたが猪や鹿よりも鳥類の方が先に狩猟の対象になりそうですので、食料にするために捌き方を覚えておきましょう。雀とか鳩とか鴉とかが拠点の近くにいて、保存食に手を出されるようなら駆除しなければならない可能性が高そうです。投石・弓矢もしくは素手や網など捕まえる形になるんでしょうか?(言うまでも無いと思いますが、現世界で許可も獲らずに鳥獣を狩猟する行為は違法行為です。)

(注意点:うP主は狩猟関連の資格を持ち合わせておらず、野草ならともかく、鳥の解体の実体験をしたことがありません。書籍などのたくさんの資料を参考にして書いていますので、あくまで異世界転生した際の参考程度に留めてくださると助かります。さすがに解体の体験は一朝一夕じゃ無理そう・・・。)

解体の方法調べるのに、たくさんの写真付きの書籍を読みましたが、最初の内は骨の顔とか、写真見てるだけでも駄目でしたね。最近、多少耐性出てきましたが、実物だと鳴き声とか感触とか臭いとかでもっとキツイんでしょうね。

現実、実際に作業できるようになるには知識では無く実践が望ましいとは思いますが、現世界ではハードルが高いですので、知識だけアウトプットしておきます。鳥を覚えておけば、猪とか鹿にも応用できる部分ありそうですし。

 

解体は血抜き→腸抜き→解体の順番で行います。鶏とか大型の鳥ですと、きちんと血抜きが必要ですが、小型の鳥を投石・弓矢で駆除するなら、血抜きは終わってるかと思います。可能性は低いですが、素手で捕まえた場合は、首をナイフで落とします。(頭部にも食べられる箇所があるみたいですが今回は割愛)

食べる部分の羽を抜きます。時間が経つと羽が抜きにくくなります。そのため、その場で処理しない場合は先に腸抜き(フック(異世界転生時では似たような形の木)を獲物の下から入れて一回転させて引っ張ると抜けます)をして、羽を抜く前に熱湯(70℃前後)にさらすことで、体温が上昇し羽が抜けやすくなります。

また、鴉などは皮が固くて食べられないため、皮ごと羽を毟るので羽を抜く必要はありません。羽は弓矢に使いたいですね。

食べられない部分、頭と足先(爪の部分)と出羽先を切断します。その後、羽を抜いてる場合、細かな毛を火(現世界ならバーナー)で炙り焼き払います。そうしたら、魚を捌く要領で下から上へ腹を割いていきます。

肺が背中にくっついてるのでそれをナイフの先で外すと、中身が手で出せるようになります。鳥インフルエンザなどの病原菌などが怖いので手袋推奨・・・手袋は無いと思いますので、直接触らない努力はしたいですね。レバー・砂肝・ハツは食用可能です。

鴉などの場合、皮に切れ目を入れてバリバリと服を脱がすように剥いでいきます。

そうすれば、写真のような形になると思いますので、あとは丸焼きにするなり部位に切るなりして食べれば良いと思います。火はきちんと通した方がいいかと思います。

 

①血抜き(投石・弓矢の場合、必要無し)→素手で捕まえてる場合は、首をナイフで落とす。

※その場で作業しない場合、そこで腸抜き。フック上の木材で腸を抜く。(要手袋)

②羽をむしる→時間が経つと抜けなくなる。その場合は熱湯につける。

※鴉など皮を剥ぐ場合は、皮と一緒に剥げばいいので不要。

③頭部・足先・出羽先を切断。

※皮を食べる場合、ここで先ほどの羽の残りを火で焼く。

④腹を下から上まで割く。

⑤背中にくっついてる肺を切り、中身が出ないように中身を取り出す。(直接触らないことが望ましい)

⑥軽く切れ目を入れて皮を洋服を脱がす要領で剥いでいく。

 

ちなみに雀は「伏見稲荷」、鴉も食べられるところは食べられるみたいです。なんか、テレビでもアイドルが鴉を食べたとか・・・大分攻めてますね。こういう狩猟関係調べてから、『いただきます』の重みを感じるようになりましたね。ご飯とか残さずに食べるようになりました。そういう意味では教育にも良いと言えばいいんですかね・・・。なんか子供の頃見てたら、夢に出てきそうな光景ではありますが・・・。