毒きのこどころか、猛毒キノコですね。いや、さすがにカエンタケを食べる人はいないかなぁと思って、このブログの趣旨に沿ってないから、スルーしようかと思ったんですが、Yahoo!ニュースのトップにカエンタケの記事ありましたね。記事あると、ブログに書く気が増しますね。
写真のように、陸上のイソギンチャク、もしくは、上のような真っ赤に染まった（場合によってはピンクなど他色の場合有）下から伸びている棒みたいな独特な形が特徴ですね。
類似きのこは、ベ二ナギナタタケ、こちらは無味ですが食用キノコです。見分け方は、こっちは紅生姜みたいな薄い紅色、カエンタケよりもずっと細い触手？なのが特徴ですが・・・カエンタケは猛毒キノコですので、見分けつかないのなら、安易に手を出さないのが基本かと思います。
このキノコ、現世界の毒キノコで、唯一触れただけで（厳密には、キノコの液が皮膚に付着するとですが・・・ある程度の固さはありますが、崩れやすい）人体に害を及ぼします。
以前紹介した有名な毒キノコドクツルタケの致死量が１５グラムに対して、カエンタケは約３グラム。かじったら、間違いなく即死ですね。触ると、手がただれて皮膚に炎症or皮膚が溶けていきます。誤って触ってしまった場合は、水で洗い流してすぐに病院に行きましょう。食べると、人体が溶けます・・・これ詳しく書くのは憚られるので、知りたい人は、調べてくださると助かります。
『死の天使』の異名を持つ、ドクツルタケを遥かに凌駕する毒性なんですが、それでも毒キノコ御三家に入っていないのは、本来希少な毒きのこだからです。ナラ枯れ・・・まぁ、昆虫の菌で枯れた木にしか生えないと言われていて、実際死亡件数とかも非常に少ないです。
ただ、ニュースで公園とかに生えてるって報道されてましたね。大人なら、こんなのぱっと見やばいって分かりますし、触ったりましてや食しないと思いますが・・・小学生～高校生ぐらいまでだと、遊び半分で触る可能性かなり高いですね。
子供の頃、自分も野の花の蜜とか吸って遊んでましたし、本当に注意が必要ですね。注意しても、この見た目だと興味そそられそうですものね・・・遊び半分で、罰ゲーム感覚で取り扱って死亡事例もあります。軍手とか、液が皮膚に触れなければ駆除も可能ですが、誤って顔などにかかると悲惨な目にあいますので、取り扱いには厳重な注意が必要ですね。・・・なんでこれが公園に生えるのか、対処法含め科学に期待したいところです、危なくてしょうがないですね。
アンズタケ
さすがにカエンタケだけで終わると、怖い世界で終わってしまうので、ヨーロッパとか日本以外の世界中で食されている食用キノコアンズタケを紹介しておきます。
少しオレンジ色っぽいした黄色が特徴のきのこですね。和名のアンズタケの名前の通り、果物の杏の匂いがします。（きのこですので、個別によってすごく匂うものもあれば、匂わないものも有、乾燥すると匂いが強くなる）残念ながら、食べても杏の味はしませんが・・・。日本で食べられないのは、杏と醤油とか味噌とかの和食の相性が良くないからとか言われています。
フランスでは、ジロールと呼ばれ、モリールと呼ばれるアミガサタケと同じく、フランス料理を彩るキノコとして有名です。ただ、アミガサタケもそうなんですけど、アンズタケも本当に微量ながら毒性が、近年発見されたらしいです。・・・中毒の報告とかはきかないんですが、食べすぎ注意・・・なんでしょうか？
じゃがいもにソラニンあったりしますし、気にしすぎてもしょうがないのかも知れませんね。異世界サバイバルモードになった際には、そんなの気にしてられないと思いますので、じゃんじゃん採収していきましょう。
最近、きのこだけじゃなくて、野草とか貝の勉強を少ししてるんですけど・・・タンポポって食用なんですね。へぇ～（白目）いや・・・まぁ、別に食べ物が豊富な現世界で、野草食べる必要性はないんですが、タンポポコーヒーとかおいしいらしいですよ。
葛とかカラムシとかもそうなんですが、気にしなければただの雑草かもしれませんが、知識があれば有効活用出来る。そんな状況に・・・なるか分かりませんし、その状況で知識活かせるかどうかは微妙ですが、０よりかは１の方がなんか役に立つのかもしれませんねぇ。
