異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

マツタケ・カワラダケ

ここ最近、野草とか雑草ばかりでキノコが疎かになってましたね。いや、最初サバイバルで食えるもの=キノコのイメージが強かったんですが、どんぐりだの野草だのの方が遭遇率が高いんで生きるのに必要な知識はそっちが先かな?といった感じですね。とはいえ、キノコもサバイバルで食用・非食用がわかれば、遭遇した際に使用できる植物ですので、ぼちぼち進めていきます。

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マツタケ

香りまつたけ、味しめじ。言うまでも無く食用出来るキノコですね。日本では割と高級食材の一つなんですが、アカマツの下(もしくはマツ科の下)によく生えます。8月末~11月中頃までが採収時期ですので、まつぼっくりもしくはあの変なツンツンして刺々した松の木を探してその下にあるか無いかを探すことになると思います。

なんでも、松の木の栄養価が足りない時に、マツタケを生やして栄養を補完するとかどうのこうので、腐葉土の少ない乾燥した土俵にあるアカマツの下に生えやすいらしいです。元気な松の下にはあまり生えず、栄養価が足りないような細いアカマツの下に生える傾向にあります。

松茸は、他のきのこの様に傘が開いてしまうと、味も香りも落ちてしまいますので傘が開く前に採取するのが旬です。なんで市売品の松茸は蕾みたいな形になってるのが多いですね。一応開いてるのと閉じてるのがあるフリー写真がありましたんで貼っておきますが、スーパーとかに売ってるの実際に見て覚えた方が良さそうですね。

採収には、アカマツの木の下の地面を掘る必要がありますね。まぁ、このブログでは上手さとか求めてませんので、傘が開いた状態でもなんでもいいんですが・・・。高級食材でも市場に流通させるすべがなければ何の意味もないですし。そもそも文明破壊後っていう設定ですし。

日本中にアカマツ(およびマツ科の木)がそこら中に生えていた時は、今よりもずっとずっと簡単にマツタケを採集出来たようです。木材や燃料として木を伐採したり、手入れを入れずに放置した結果、アカマツが少なくなってそのままマツタケも獲りにくくなってる状態です。人工栽培も研究はしているそうですが、今のところ成功していないみたいです。

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カワラダケ

毒はありません(厳密にはあるかもしれない?という研究もありますが)が、硬すぎて嚙み切れないので非食用のキノコです。

・・・なんで、そんなの紹介するんだって話なんですけど、これ日本中で一年中、そこら辺の切り株や倒木に生えています。秋にハイキングで行った山の倒木にも生えてましたし、近所の公園の木にも生えていました。その、ちょっと恥ずかしながらなんですが、キヌガサタケとか紹介しておいてなんなんですが、実物見たことないんですよね。ブログ自体も空想の世界なんですが、いろんなこと空想の中でやってるって感じなんですが、このカワラダケは見たことがあります。

キノコを調べ始めて、キノコに興味を持って、ハイキングの時に見かけて分かんなくて調べたら、これでしたね。ぶどう酒とかもそうなんですが、知識つけても実際に法律とか道具とかでこの世界じゃ行えないこと多いんですよ。なんで実際にあるって体験できることが自分には嬉しかったりしたんですよね。食えないって分かってることも大事だと思いますし。

漢字で書くと『瓦茸』。写真の通り、生え方が屋根の瓦みたいな生え方が名前の由来だそうです。硬すぎて食えないのもあったのかも知れませんが。色は黒とか茶色とかだった気がしますね。同心円状に黒とか白とかの模様が付いている感じ。

なんか煮たエキスが薬になるとかって話もありますが、毒がある可能性もあるらしく、現状利用できないキノコと覚えておくといいかと思います。

 

キノコって遠そうな世界で結構近いんですよね。形が面白いキノコとかもありますし、いろいろ覚えておくとサバイバルだけじゃなく、自然史博物館とか行った時に楽しめると思います。個人的にはシャグマアミガサタケが気に入っています。毒抜きが出来る毒キノコなんで、一度現物を見て食べてみたいものですね。