酸化カルシウム・・・化成式はCaО
生石灰、英名ではライムライトとも呼ばれる。
外観は、白から薄黄色の白い粉。
採取方法は、
①炭酸カルシウム(貝殻・石灰岩など)を900℃以上の高温で焼き上げる。
ⅭaⅭО₃(炭酸カルシウム)→CaО(酸化カルシウム)+ⅭО₂(二酸化炭素)
ただし、そのまま空気中に放置しておくと、
CaО(酸化カルシウム)+ⅭО₂(空気中の二酸化炭素)→ⅭaCО₃
と、逆の反応をしてしまうので注意。
1キログラムの酸化カルシウムを得るのに、1.8キロ程度の石灰岩が必要で、変化効率は、それほど悪くない。
用途
①水と反応をし、水酸化カルシウム(消石灰)を作り出す。この時に、高温を発生させるので注意。
また、用途があれば足していきます。