異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

大豆・枝豆

※当ブログは、異世界転生した際や、文明崩壊後の世界で役に立つ情報を現世で覚えておこうという趣旨を主としています。当ブログは農業ブログではありませんので、基本的な部分のみ記載。細かく記載するなら、1記事に収まるような簡単な内容でも無いですし。

大豆・枝豆

未だに米や麦の育成を記載していないのに、差し置いて『大豆』?って話なんですが、一応このブログ、この世界の日本の縄文時代などを参考にしています。大豆は、縄文時代から利用されており、タイムスリップでも利用できる、かつ日本で生育できる作物です。

また、『畑の肉』と呼ばれるほどタンパク質を多く含み、森や海にしろ安定しない狩猟を大きく補えると考えます。(栄養的に肉を食べないって訳にはいかないでしょうが)また、大豆から加工品として枝豆・もやし・豆乳・おから・湯葉・豆腐・きな粉・味噌・醤油・納豆・あられと多岐に渡り作成できます。

※現世界では油を搾る(大豆油)が一番用途が多いのですが、油分がそれほど大きくなく菜種などと同様の方法だと効率が悪い。現世界ではヘキサンを使って獲れる量が多くなっている。状況に応じて、油分にするか食料にするか考えたい。

 

大豆を初めて育てる大地には『根粒菌』という大豆の根っこに付いている菌が無ければ生育しません。大豆の種を持ってると言うことは、何処かで大豆が生えていたことになると思うので、そこの土には『根粒菌』が含まれているので、それを採取して栽培したい土に混ぜます。

・大豆の育ちやすいPH指数は6.0~6.5。アサガオのリトマス紙や石灰で調整すると効率が上がります。

・特に発芽期は水や湿気に弱いので排水の良い土地を選ぶ。他の作物同様、日の辺り良い、風通しの良い場所。

・種まきの時期は6月~7月。種の発芽には15~25℃の温度が必要。暑さにも寒さにも特別強くないので、育てる地域の気候によって要調整。

・本来、プランターで苗まで育てるのが一般的だが、んなもんこのブログに無いため、直接畑に植える形になるかと。種を植える前に土を水で湿らせておき、そこにある程度間を離して植える。

・外に出して育てるため、獣害とくに鳥害には要注意。可能ならば防鳥ネットなどを作成し守りたい。

・発芽するまでは、水をかけすぎず、乾かせすぎず(梅雨の時期の場合、大雨に注意)。1週間~10日ほどで発芽したら、10日ほど水やりは控えます。それ以降は、土の表面が乾いたら水やりをします。特に開花してからは水を切らさない。

・『摘心』。側枝が3~4本出たら、芯の先端の柔らかい部分を摘む。(品種などによって賛否はあるが、7:3ぐらいで推奨してるので試す価値はあるかと。あとは、トライ&エラーで)

・このブログでは石灰窒素とか使えないのであまり関係無さそうですが、窒素が多すぎると逆に実が付かなくなるので注意。肥料を与える場合にも、要適量。

・上手く育てれば10月~11月頃に収穫可能。ちなみに早めに収穫すると『枝豆』で、熟してから収穫すると『大豆』になります。枝豆と大豆の違いは、収穫が早いか遅いかだけです。

・時期的に大豆⇒麦の転作が推奨。

 

大豆は保存期間も長く、乾燥大豆を密閉した容器で常温保存すれば約2年ほど持ちます。(もちろん、高温とか湿度によって変わりますが)また、同じく種子としてもきちんと保管しておけば2~3年は持ちます。

 

 

このブログの文明崩壊後のシミュレーションは、『作物や気候が現代の状況の原始時代の日本』の神奈川(小田原)が想定です。この世界の文明崩壊後だと、核戦争だったら放射能汚染でそもそもほぼ詰みですし、ペットボトルを分解する菌がいないので海岸にペットボトルがある世界になると思うんですが、ロマンがないんで。ペットポドルあれば、太陽光を使った火付けや水の保存・運搬・濾過などに有用ですけどね。

 

職人技もそうですが、農業も知識だけでやれたら世話ないんですが、知識があれば防げるミスもあります。オランダだがドイツだがが、大豆育てようとしたけど、根粒菌が無くて上手くいかなかったみたいな話が文献にありましたし、実践が一番ですが、知識詰め込んどくのも悪くないと思います。大豆も収穫が安定しないので、育てるの難しい作物ではあるんですが、得られるメリットは大きいと思いますし、あとは異世界の状況によって、トライ&エラーですね。