異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

豆乳・おから・湯葉

前回、大豆の育て方を記載したわけですが、大豆が使えるんなら、いろいろ料理出来るようになりますが、その一つが『豆腐』ですよね。塩からにがりは入手可能なわけですし、材料は揃っています。

ただ、大豆から豆腐創るのには、大豆⇒豆乳+おから⇒豆乳+にがり⇒豆腐って感じで、必ず豆乳・おからを経由します。先に、豆乳の作り方を覚えておきましょう。

豆乳

①大豆を流水でよく洗い綺麗な水で半日~一晩浸けて置く。大豆に水を吸わせるのが目的なため目安は3倍以上。

②①の水をいったん捨てて、再度大豆の量と同等の水を加え、大豆をすりつぶす。現代ならミキサーで数秒だが、このブログの現況だと石とか臼とかでうまく粉々にしてください。余談ですが、この状態を生呉と言います。

③②を中火~強火⇒沸騰したら弱火で10分ほど煮る。焦げやすいため、終始混ぜながら煮込む。

④③を布(こしぶくろ)に入れて濾過する。濾過し終えたら、布にくるんで絞る。絞ったモノが豆乳。残った搾りカスがおから。熱した豆乳の表面で形成された膜が湯葉

おから・湯葉

おからと言うより個人的には卯の花の方が馴染み深いかも。先述の通り、豆腐(豆乳)を作る際に必ず出る搾りカスだが、栄養価は高い。特に食料不足が懸念される異世界や文明崩壊後の世界では利用したい。直接、ガツガツ食べるイメージは無いが、卯の花(料理)とかおからハンバークとか、おからお好み焼きとかが有名かと。

昔の豆腐屋(今でも?)では、おからを配ってたぐらいで、こんだけ栄養価が高いなら利用価値高そうだが、賞味期限が豆乳含めてかなり短い。現世界でも2~3日なので、冷蔵保存しにくい異世界では、作ったら即日食べるくらいじゃないと難しいかも。

 

湯葉は、豆乳作る時に自然に出来そうではあるが、意図的に作るなら豆乳を加熱すれば出来る。熱して膜が出来たら掬えばいい。ただし、先述の通り、豆乳が焦げやすいので、豆乳を混ぜながら、また温度に注意。

 

 

自分で豆腐創ったこと無かったから、大豆⇒豆乳・おからは調べるの「なるほどね」って思いながら調べてました。いや、マジで料理は『答えがある』かつ『万人がほぼ同じ答え』ってのが素晴らしいですね。豆乳の作り方、文献で3~4つみたけど、ほぼ一緒です。

 

一番ネックなのは『布』ですかね。正直、衣服を持って転生を期待したいですが、葛布含めて、カラムシ・麻・絹・綿なんでもいいなら素材の入手は容易そうですが、素材⇒糸⇒布は頭痛がする面倒臭さですね。糸を紡ぐとか布の作り方とか紹介してないので改めていつか紹介したいですね。ぶっちゃけ素材から糸紡いで布にする文献、そうそう無いんで、ドクターストーンが一番丁寧な位かもしれません。