異世界転生する前に

異世界転生する前に

異世界転生する前に現代社会の栄智を勉強しておきたい

硫黄(S)

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硫黄・・・原子番号16番の元素。元素記号はS。

この化成式や元素シリーズは、やってて正直ウィキペディアの方が上じゃね・・・。と思うんですが、一応自分の復習や辞典用に項目作っておきます。

 

外観は、結晶時は黄色い個体、液体時は赤みのかかった溶液、また炎色反応を示し、青色の炎に変色します。厨二病が疼きますね・・・。

 

採取方法は・・・鉄や銅などの鉱物は、鉱山の中にあり火種が無いと中が真っ暗な上に、鉱物を掘り出すつるはしのような道具が無いと厳しいですが、硫黄に関しては、火山口や温泉口などから噴き出した火山性ガス(硫化水素や二酸化硫黄を含む)が、冷却されて『自然硫黄』と呼ばれる黄色い結晶を採掘すれば入手可能になります。

写真のうっすら黄色くなってるものが硫黄ですね。写真は大涌谷ですが、活火山の山でしたら、いろんな場所に白い煙とこのような黄色い鉱物が発生してると思いますので、温泉大国で活火山の多い日本なら採りにいくのは、『そこ』にたどり着ければ難しくないと思います。

ただし、一緒に発生する火山ガスは、高温なのと毒性が強いので、採取の際には注意してください。実際大涌谷に赴いた際には、口を覆う用の手ぬぐいを渡されましたし、現世界では近距離で見れる場所は限られます。(登山の場合は可能です、たしか焼岳とかにあった気がします)

また、黄鉄鉱(パイライト・化学式はFeS₂)は、鉄と硫黄の化合物のため、硫黄の抽出が出来るはずなんですが・・・こちらは調べ中です。また後日、記入します。

あと、当面先ですが、石油の副産物としても出来るそうです。今現在の世界の硫黄の創り方はこちらで、日本などでも自然硫黄の採掘は行われていません。

 

小田原の博物館で硫黄の標本買ってきたんですが・・・じゃあ、その『硫黄』って何に使うの?

①化学的に最重要物質『硫酸』の元になる

➁ゴムと混ぜると、エボナイトという素材を作ることが出来る

黒色火薬の原料(ドクターストーンでも作ってましたね。『火薬』『羅針盤』『活版印刷』・・・世界三大発明の一つですね。)

酸化防止剤(二酸化硫黄)

⑤漂白剤(二酸化硫黄)

⑥保存料(二酸化硫黄)

⑦医薬品・・・水虫やニキビに塗る薬に3グラムとか混ざってるらしい

⑧肥料・・・高PHの土壌の調整。PHを上げる場合には、石灰 を用いりますが、逆に下げたい場合に用います。10リットルの土に対し硫黄10グラムで、PH指数が1下がります。

⑨電池・・・リチウム硫黄電池の正極に使用します。

⑩マッチ・・・マッチの頭薬(赤いやつ)の燃焼剤に使われます。

 

他の用途があったり詳しくは、文明進めたら書き足していきたいと思います。

 

うん・・・火薬を作るのでなければ、採取するのに全く緊急性の無い物質ではあります。序盤のサバイバルモードよりもう少し進んでから手に入れる物質ですかね。ただ、手に入れられるって分かってるのは大事なことだと思いますし、どこでどんな物質使うか分かりませんので記載しておきます。

最大の難関は、硫黄の所まで、草木をかき分けて登れるかどうかですね・・・。それさえ満たせば、ある程度の量の採掘を望めそうですが・・・。